こんばんは。田中です。
23日に開会式を迎える東京五輪。それに先立ち、今日、ソフトボール予選リーグが始まりました。開催が楽しみな人も、やめといた方がいいんじゃないのという人もいらっしゃると思います。コロナ対策分科会会長の尾身茂さんは「今の状況でやるというのは普通はないわけですよね。このパンデミックで」と言っています(6月2日、衆議員厚生労働委員会)。開会前から外国選手団、関係者から次々と陽性が判明しています。彼らを輸送するバス、タクシーの運転手さんはPCR検査もなし、ワクチンもなし。数万人の大会ボランティアにもワクチン接種なしです。オリンピックとは関係なく、東京、首都圏、そして広島でも感染判明者が増え始めています。世界のマスメディアの中には、東京五輪を、感染拡大祭典と呼ぶところもあります。
そもそも「Pandemic」の「pan(パン)」はギリシャ語で「全体」という意味。「demic」は、ギリシャ語の「人々」を意味する「demia(デミア)」を英語風にアレンジした語句です。だから、パンデミックというのは世界のすべての人々に危機が迫っていることを意味しています。感染者が増えれば、また人の命が奪われます。その周りでたくさんの涙が流れます。経済的な困難もいっそう広がります。ご飯を食べることにも事欠く子どもたちが日本にもたくさんいます。世界にはそれこそ、数えきれないほどいます。パンデミックからの社会の回復こそ、世界が取り組むべき課題です。
広島市の放課後対策課に昨年11月の懇談の席で、「みなさんは、コロナで多くの保護者が困窮し、子どももストレスを抱えているときに、それを少しでも軽減することを考えるのではなくて、ひたすら有料化することを考えていたのですか」と問いかけました。少しはj否定するかと思いきや、「有料化はすでに決まっていたことですから」と完全肯定の回答が返ってきました。国や県から降りてきた予算や施策は実行していますが、子どもたちのために独自には何も考えていない、何もしていないことを認めました。国も市も、パンデミックに真剣に立ち向かおうという姿勢がないのでは???と思ってしまします。
ちなみに、「demia」によく似た言葉で、マツダDEMIOは、スペイン語の前置詞「de」に「自分」という意味の「「mio」をくっつけて「自分流」という意味です。なかなかいいネーミングだと思います。マツダ関係者の方、間違っていたら訂正してください。(2021.7.21)
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