こんばんは、田中です。
8月が終わったというのに暑いですね。残暑お見舞い申し上げます。でも、昨夜はスズムシの初鳴きを聞きました。やっぱり秋ですね。私が毎年、秋を一番に感じるのは、8月下旬の早朝、北東の空高くに見えるオリオン座です。オリオン座は冬の南の空に輝く大三角形の一角を占める星座です。どんなに暑くても、地球の公転は確実に次の季節に向かっています。
さて、「ほかほか署名」の取り組みはいかがだったでしょうか。広島中央保健生活協同組合が組合員さんに向けに引き受けてくれた1万6500枚の署名用紙が届き始めたということでしょう。組合員さんと思われる年配の方から、「私たちが知らない間に、広島市ではこんなことが起きてるの。驚きました」など、初めて広島市政が見えてきたという電話がいくつかかかってきました。
実は、松井一實広島市長はほとんど批判されたことがありません。学校給食の自校調理を廃止して大型民間センターで調理・配送に変えようとしていることも、このコロナで生活は細っている人が多いのに就学援助の認定範囲を狭めることや放課後児童クラブを有料化しようとしていることなど、あまり新聞にも載らないし、載っても読まないしで、市民に伝わっていません。今回、署名用紙をビラのように考えて、多くの人に届けようという作戦で取り組んだことが、まだ狭い範囲ではありますが、手ごたえを感じたということになると思います。松井市長は批判されたこともありませんが、褒められたこともありません。だから、毎回、市長選は恐ろしく低投票率で、その中での勝利ですから、多数が支持をしているとも言い難く、多くの市民は何をしているのか知らない状態です。
ある保護者会長さんから、「30万筆集まったら、本当に有料化を止めることができますか」と質問がきました。この保護者会では、町内会にも協力をお願いしているそうです。有料化するかしないか、最終判断は市長がするので、私が勝手に判断できませんが、私は「止めることができる」と考えています。それは、過去、広島市の歴史の中で30万筆を超える署名が何度かありましたが、いずれも市政を動かすうねりのような力を発揮したからです。(2021.9.1)
Comments