こんにちは。田中です。
1か月ほど前の「中国新聞」に、「より良い排便3つのルール」という大きめの記事が載りました。何年も前ですが、『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご、うんこのえほん』という本が出て、一世を風靡しました(「うんぴ」、「うんご」などは便の状態の分類です)。健康診断では、胃腸の内部を知るために必ず調べられるのが、このお腹の中からの“大きなお便り”です。今日は「便」とそれにまつわるお話です。
「中国新聞」が紹介した、排便の「3つのルール」とは、①排便は1日3回でも週3回でもいい。②いきむ時間は3秒。③トイレに入って出るまで3分。この3つは呉市医師会病院の「排便ケアチームPOOP(プープ)」が提唱しているものです。この記事を読んだとき、「これは私のことだ」と思いました。そもそも私には“こだわり”と言うものがあまりなく、裏をかえせば「いいかげん」「おおまか」ということでもあるのでしょうが、毎日、朝、排便しなければならないという気持ちがありません。野良猫と同じで、出たとこ勝負です。うんうんタイムはホントに3秒。3秒ルール内に出てこれない奴は、外出禁止。そのかわり出る時は、最初の1回で「えっ、こんなに?!」というほど出て、それで終わり。出たとこ勝負の一発勝負です。
子どもが小さい頃も、「便」の話はよくしました。食べる力と出す力は、「生きる力」の根幹の一つだからと考えていたからです。ちなみに、「生きる力」として、あと2つ。寝る力と、人に頼る力、合わせて3つを大事にしてきました。これらは、その後、田中家の家訓第2条「体が疲れたときは、こんにゃくと鶏のムネニクを食べよう」、第3条「いい考えが浮かばないときは、まず寝よう」に位置付けられています。
生まれ変わる前の私はきっとヤギだったのでしょう。私は食物繊維が大好きで、ヤギで言えば草、人間で言えば野菜を少々値段が高くてもよく食べます。タマネギなら、1食で2個は食べます。きのこ、豆、海藻類もよく食べます。ご飯も食物繊維が多いのでよく食べます。ヤギが生まれ変わって、私のような“立派”な人間になれたということは、きっと黒ヤギさんから手紙が着いたら、食べたりせず真剣に読む立派な白ヤギだったのでしょう。そのせいか、私は活字を読むのが大好きです。ついでに、ヤギのミルクも大好きです。将来、可能ならヤギを飼いたいと思っています。(2021.10.19)
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