こんばんは。田中です。
私は計算するのが子どもの頃から大好きでした。宇宙のことが好きだったので、宇宙の大きさを実感するために、月まで歩いたら何日かかるかとか、新幹線ならとか。とにかく筆算を使って計算していました。今でも計算が大好きです。高校生くらいからは、10x(10の2乗とか)が使えるようになったので、筆算もずいぶん楽になりました。そう言えば、太陽に一番近い恒星ケンタウルス座のアルファ星(4.3光年離れています)まで、人類がロケットで行くのに何年かかるのか。子どものころ計算した時は10万年だったけど、最近の資料では3万年になっていました。科学が進歩したか、子どものころの計算が間違っていたかです。ちなみに宇宙戦艦ヤマトは16万光年離れた大マゼラン星雲のイスカンダル星を1年未満で往復しています。みなさんには「それがどうした?!」という話ではあると思いますが。
学童保育の私の話にもいっぱい計算が出てきます。広島市は「有料化」の理由に、お金がかかりすぎて、このままでは事業を停止することになると言っています。しかし、もともと放課後の費用は市の予算全体のわずか0.4%ほど。2015年に0.35%だったのが2021年度は0.45%に、0.1%増えたにすぎません。もともと、0.4%ほどなのに、少々上がったからと言って、他の施策を圧迫するとか、市の財政が破綻するとか、市の言い分はにわかには信じがたいものです。
市民の感覚で見れば、30万円の世帯収入がある家庭で、子どものお小遣いを0.35%=1050円から0.45%=1350円に引きあげたのと同じです。この状態で、「これ以上お小遣いが上がったら、お小遣い制度そのものを廃止しなければ家計がもたない」と判断できるでしょうか。ちょっと広島市の言い分は、大げさすぎませんか。
率直に申し上げまして、広島市の「つくりばなし」だと思います。(2021.6.27)
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