おはようございます。田中です。今は出勤前のひとときです。
大谷翔平選手がアメリカンリーグでMVPに選ばれました。大谷選手に限らず大リーグのホームランバッターのバッティングのフィニッシュ・フォームは、陸上競技のハンマー投げのフィニッシュ・フォームにそっくりだといつも思って見ていました。今年の広島カープの鈴木選手も、このフィニッシュ・フォームでホームランを量産しました。球を遠くにとばす法則的なあり方かもしれません。大谷選手も鈴木選手もこのキメフィニッシュでいっそう頑張ってほしいと思います。
さて、2023年度有料化にともなう「サービス向上策」の中の「エアコン電気代の公費負担」について書きます。
もともと広島市は、どんなに暑くてもエアコンの設置を頑として拒否していました。10年近い要求活動を経て、広島市が折れたのが、「保護者会が設置し、電気料金も払うのなら…」というものでした。私たちは、それでいいわけではありませんでしたが、エアコンを早くつけることを優先し、保護者会が設置しました。市連協は各保護者会を財政的にも支援しました。市の施設の電気料金を保護者会が払うという法的な道理はありません。そこで、広島市はすべての保護者会と合意文書を交わしています。
今回、それを「公費負担」にすると言いますが、保護者が保護者会費を集めその中から支払っていたものを、市が利用料を集めその中から支払う仕組みに変わるだけで、保護者負担は変わりません。これって、サービス向上策と言えますか?保護者の負担はなにも変わっていません。
そもそも、一人ひとりの保護者でみると、7つのサービス向上策のうち、「これは自分に当てはまる」「これは実現したらいいな」と思えるものは1つか2つです。「何の恩恵もない」(一つも当てはまらない)問い方も、10人に2人程度いらっしゃいます。これで、年間3万6000円もの利用料をとられたらたまったものではありません。(2021.11.22)
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