中央・こども図書館移転と有料化、議論ないまま強行姿勢
- hirogaku
- 2022年2月4日
- 読了時間: 2分
おはようございます。田中です。
昨年、9月、広島市中央図書館とこども図書館の移転計画が発表されて、まだ半年もたっていません。議会でも議論が始まったばかりです。ところが、市が発表した来年度予算案にはもう「結論ありき」で移転関連予算(2025年度完了予定)が組まれています。老朽化が進んでいるので、移転や建て替えは必要ですが、どうするのが最も市民の利益になるのかなどの議論はそっちのけです。
移転先は、広島駅前のエールエールA館内の3つのフロアです。なぜ駅前なのか。広島市は、駅周辺と紙屋町・八丁堀周辺の「にぎわい」づくりの一環だと説明しています。図書館には、資料の収集や保存、展示、学習支援などの機能はあっても、「にぎわい」づくりの機能などもともとありません。図書館には、一般には閲覧されない古文書なども保存されています。移転先ではこれらの専門的機能が果たせるのか、まったく議論されていません。「中国新聞」にも、専門家・図書館司書などの談話さえ載っていません。放課後児童クラブ利用料有料化の市の発表を報道する際にも、当事者である保護者や指導員の声はいっさい取り上げられなかったのと同じ編集方針のように感じました。
エールエールを管理している広島駅南口開発(㈱)から、経営危機打開のために図書館の移転の要望書が出されているとの報道もあります。株式会社の経営を守るために、広島市は“渡りに船”で飛びついたのではないかと思います。現在ある場所の跡地利用についても、まだ議論はありません。様々なうわさは流れています。何も市民に説明せず、議会での議論もないままに、具体化だけが進んでいます。ついでに、ファミリープールは廃止が検討されています。夏の2か月間に12万人が利用する、市民の財産です。
放課後図児童クラブの有料化とやり方はまったく同じです。市は、これまで議会にも市民にも、なぜ有料化が必要なのか、なぜ無料のままでは放課後児童クラブの事業そのものの存続が危ぶまれると言えるのか、など話の出発点さえ説明しないままに、利用料徴収システムの構築の予算を通しています。議会も議会ですけど、全部賛成では、選挙公約の「みなさまの声を市政に」が泣きます。(2022.2.4)
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