こんにちは。田中です。今日は久しぶりの雨です。
2023年度から実施予定の放課後児童クラブの利用料有料化。市連協が提起した「有料化しないで、サービス向上できる財源はある」に共感が広がっています。この財源の存在は市も認めており、もともと子どものために使っていたその財政を今後も子どものために使うのか、市長が「熱心」(中国新聞)な「にぎわい」に使うのかが焦点です。
今日は、「7つのサービス向上策」の中の、夏休みなどの昼食提供(お弁当代は実費)について、保護者のみなさんから出ている意見を紹介します。ほぼ4つの意見が出ています。
①お弁当を用意してもらえると助かる、という意見です。
②中学校のデリバリー給食で「おいしくない」が評判の業者弁当など絶対食べさせたくない、という意見。
③すでに業者弁当を導入している保護者会からは、利用者は3割。利用者のみの支払い制度で十分、という意見。
④指導員の苦労が増える、という意見。
こうして議論していくと、①の「お弁当助かる」の意見の人もだんだん気づいてくるのです。市が提起したサービス向上策は、放課後児童クラブ利用料を年3万6000円(所得の多い世帯は6万円)払った上に、お弁当代を実費で払うというものです。3万6000円は無駄ではありませんか。コンビニでお弁当を買って子どもに持たせたら、このお金は不要です。お弁当は利用者のみのオプション制で十分だということに話がまとまります。
おやつ代も同じです。年に3万6000円払った上に、おやつ代は実費です。ただし、おやつは市が選んで届けてくれるので、おやつ係は不要になります。おやつ係廃止と年3万6000円の支払い、どっちがいいですか。すでに業者と契約して届けてもらっている保護者会も多数あります。
私たちは結論を押し付けず、保護者から出された多数の意見を来年の要望項目にしていきます。(2021.11.22)
Comments