こんにちは。田中です。
厚生労働省の発表によると、7月12日から21日の新型コロナ感染のクラスター発生数は140件。このうち、前回の報告で企業内に次いで2位だった学校などが、38件でトップに立ちました。以下、2位・企業36件、3位・福祉施設29件、4位・飲食店と続きます。福祉施設のうち15件は保育園などの児童福祉施設なので、それを学校などでの発生件数に加えると、子ども関連施設では53件。全体の4割近くを占めます。広島市内の小中学校での感染判明数は、6月は5人でしたが、7月は夏休みに入る前で、すでに9人と増え始めています。夏休みに入りますから、学校での感染はなくなりますが、放課後児童クラブでどうなるか、少し心配しています。
全国的に感染が拡大しています。尾身会長は、8月の第1週には東京の感染数は1日3000人を超えるとの予測を発表。東京感染症対策センターの賀来満夫・東北医科薬科大学教授は「これまでで最大の危機」(NHK番組)と言っています。人類すべての命の危機を表す「パンデミック」の時に、オリンピック開催はどうでしょうか。私は賛成できません。あらゆる力を感染防止にそそぐべき時だと思います。国内だけでなく、感染を世界に広げます。このままでは、「コロナの世界祭典」になってしまいそうです。
もうひとつ、オリンピックの危機は猛暑。東京誘致の公式の声明には「この時期は晴れる日が多く、温暖で、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と書いていました。ウソですよね。テニスのジョコビッチ選手らは、猛暑を避けて夜に試合をしてくれと求めています。夜もあっっっついよ~!それに加え、台風接近。
放課後児童クラブも猛暑とのたたかいが始まります。(2021.7.26)
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