みなさん、こんにちは…と言ってもまだ誰も見ていないと思います。市連協事務局長の田中です。
市連協も参加するひろしまの子どもを守る実行委員会(どんな団体なのかはおいおいお話します)が、6月の市議会に請願を提出します。①教職員や指導員などに定期的なPCR検査を実施してほしい、②教職員と指導員などにワクチンの優先接種をしてほしい、の2点です。実は5月、市内小学生だけで69人の感染が判明。教職員11人、指導員4人の感染も分かっています。教職員のほとんどは「無症状」で、感染全体の1割は濃厚接触者として検査して初めて感染が明らかになりました。本人もびっくりです。おそらく、まだ相当数の感染者がいると思われます。
請願を出す時、知恵の使いどころは、私たちの願いをきちんと議員に伝えることと、多くの議員さんに賛同してもらえる中身にすること。この相反する両方を大事にすることです。このふたつは、いつも、あっちを立てればこっちが立たずです。そこで力になってもらえるのが議会事務局のみなさん。議会棟の1階でお仕事をされています。市政に対して批判的な請願も、私たちの気持ちを汲み取って、言葉の選び方までアドバイスしてくれます。市役所の部署の中で最も親切な部署だと思います。感謝状をわたしたいくらいです。
市民からの議会への請願は、付託された委員会で審議され、採決されるのが普通ですが、広島市議会は日本一採決しない議会で、ほとんどを「継続審議」にし、議員の任期満了とともに廃案にしてしまいます。請願を出す時はいつも、この悪い習慣にも挑戦する覚悟で出します。
では、また明日。(2021.6.11)
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