こんにちは、田中です。
5月21日(日)、新任役員研修会が会場とオンラインで45人が参加しました。私が司会をしたグループ討議では、西区の保護者会が実施している夏休みなどの業者弁当の提供が話題になりました。コンビニの協力を得て、名前付きでお弁当を届けてくれ、残飯・容器はその日のうちに持ち帰ってくれます。注文・支払いは各個人が行い、保護者会も指導員も手をわずらわすことがありません。参加者から「検討してみたい」「役員に相談してみる」などの発言がありました。
講義(2)の「保護者会の役割」で、講師の高士さん(安佐南区連協会長)は、厚生労働省の「放課後児童クラブ運営指針」を紹介しながら、保護者会の役割を話していました。学童保育が生まれたのは戦後直後です。やっと法律に位置付けられたのは1997年。全国的な基準が定められたのはさらに20年遅れて2015年です。この70年近い学童保育の実践の中で、指導員と保護者(会)は子育てのパートナーであることが誰の目にも明らかになり、指導員の仕事として保護者会との協同を位置付けました。子育てのパートナーとしての役割を果たす、これが、保護者会がなくてはならない一番大きな理由です。
このことは、全国の学童保育関係者の間では当たり前のことで、多くの指導員がそのように実践していました。厚生労働省も、放課後児童クラブでは保護者会ががんばってくれなければ、子育てはうまくいかないと確信し「運営指針」という法令にまで書き込んだのです。
高士さんはとてもやさしく話してくれました。私はそれがとても苦手で…。(2022.5.22)
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