有料化の一方で、私たちの税金が二葉山に埋葬される?
- hirogaku
- 2022年4月23日
- 読了時間: 2分
こんにちは。田中です。
広島市は、子どもたちには「痛み」を押し付ける一方で、大型開発には熱心です。「中国新聞」が書いた通りです。大型開発の象徴が、広島駅北側の二葉山トンネルとそこから伸びる「空港まで4分縮まる」というアクセス道路です。当初700億円の予定でしたが、すでに経費は2倍を超えています。
二葉山は、ボーリング調査の結果、花崗岩でできており、様々な鉱物が不均等に分布し、中でも石英が30%含まれていることから、かなり硬い岩盤であることがわかっています。地質学の専門家は、ここはトンネルが掘れる場所ではないと指摘していましたが、「イヤ掘れる」と言って、広島市は事業を開始。業者がもってきたイギリス製のシールドマシンについて、専門家はその「機械では掘れない。こんな硬い岩盤を掘りぬいた実績がない」と言っていましたが、掘削を開始。結果は…マシンのカッターが度々破損し、3年以上経過して山の半分、ちょうどど真ん中で止まっています。予定の半分しか進んでいません。専門家の中には、マシンは解体して取り出し、掘るなら昔ながらのダイナマイトで破壊しながら進むしかないと話す人もいます。今後、いくら経費がかかるのか見通しもつきません。
このトンネルは、数年前、内壁の契約がされていなかったと突然言い出し、87億円が追加投入されました。「内壁」と言ってもただの壁ではありません。「トンネル支保」という鋼鉄製の枠組みで、山の重さを支えるのです。これがなかったら作業員はいつ生き埋めになるかわかりません。これが「契約に入っていなかった」というのが市の理屈です。そんなはずありません。現にちゃんと「契約はなかった」と言いながらもトンネル支保を組みながら工事は進められていました。明らかに市はウソをついていると思います。
このままでは、税金が無駄なトンネルに使われるどころか、このまま二葉山に埋葬されてしまうことにもなりかねません。ここには1500億円をつぎこみながら、放課後には「利用料として3億円を徴収しなければ、放課後児童クラブはなくなるかも」と市民を脅している訳です。(2022.4.20)
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