おはようございます。田中です。
コロナ禍でひとり親家庭など特に非正規労働者のところで大変な困窮が広がっています。自殺が一番増えているの働いている女性です。私たちは、困窮する子育て世帯にわずかではありますがお米などを届けてきました。その活動を、めぐり巡って中国新聞の記者さんが知ることとなり、先日の取材協力になったわけです。
瀬戸内のミカン農家さんから、無農薬ミカンを大量にいただきました。本当にありがとうございます。無農薬ですから、見てくれはよくないし、傷むのも早いと聞きます。これをみるとスーパーなどで売られているミカンには、実にたくさんの薬品が使われているのだろうなと想像できます。
さっそく、お米を届けているご家庭に連絡をとり、今日から配送を始めました。今日は1件、明日は4件、あさっては1件…と、向こうの都合に合わせて届けます。ついでに、今日は、中国新聞の取材協力もお願いし、快く引き受けていただきました。
これまで、届けてきたものはすべて市民のみなさまの善意でいただいたものです。市の職員さんからもお米60kgをいただきました。雪印乳業の方から大量のチーズも届けられました。放課後児童クラブの保護者の方から、インスタントラーメンや文房具、子ども用自転車も…。
コロナ感染は落ち着いてはいますが、経済の復興はまだ時間がかかります。もともと、日本はここ9年間で実質賃金が22万円も減少し、世界で最も経済成長できない国でした。そこに消費税10%の重しが掛けられ、成長できないどころか経済は逆回転しながら後退していきました。そこに襲い掛かったのがコロナです。すでに下りのエスカレーターに乗っている日本経済の背中をドンと押したのがコロナでした。政府は子ども1人あたり10万円を用意すると言っていますが、参議院対策ではなくて、困窮者対策になるように政策をまとめてほしいと思います。(2021.11.19)
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